ハミングから声へ




前回は少し難しかったですか?
挫折しないで下さいね。別にできなくてもいいんです。目と目の間が響くようにイメージすることが大切なんですよ。

では、今回から口から音を出してみましょう。
前回のハミング練習を歌声に活かす練習です。

姿勢、力の入れるところ、呼吸の使い方は、今までと同じです。
ハミングしてみましょう。
響きは上の方に来てますか?来てればOK。次のステップです。

ハミングで音を出したまま、口をゆっくりと開いていきましょう。
ハミングが「m」としたら、口を開いたときは「a」の母音を加える感じです。
「m−−」って伸ばしてて、途中から「ma−−」に変る。(←顔文字ではありませんw)
この時ハミングと「ma」の境目を限りなく無くして下さい。いつの間にか「m」が「ma」に変ってる感じです。

できましたか?

この「ma」を出してる時の感覚をかっちり掴んで下さい。
できれば、ハミングの長さをできるだけ短くしてみましょう。できればいきなり「a」でも同じ感覚になればGood。

これは非常に重要な感覚なんです。

基本的に、声は口からではなく、目から出て行くとイメージすると分かりやすいでしょう。


これは「a」だけでなく「i」でも「u」でも「e」でも「o」でも同じ、口の形と舌の位置を変えるだけです。

これがマスターできれば、あなたはすでに「地声」から脱却できてます。