響きについて




響きっていうと、「軟口蓋を上げて鼻腔に声を送る」的なことがよく言われます。
柔らかい口内ではなく、骨で覆われた鼻腔に声を送り、そこで響かせることによってより大きな響きを得られる、という理論です。

ただ、医学的には鼻腔に声が送られることなどありえないらしく、響いている場所はやっぱり声帯だそうです。
つまり、イメージなんですね。鼻腔に声を送ろうとする筋肉の動きをすることで、声帯の周りに、響く空間が作られるということでしょうね。

どの道、イメージなんだったら、もっと簡単なことをやってみましょう(超簡単発声講座ですから・・・)。

まず、歌う前に息を吸いましょう。
口?鼻?いえ耳です。
耳から息を吸ってください(当然イメージですよ)。
八分目まで息を吸ったら歌ってみましょう。アーでも何でもいいですよ。
そん時、声は目から出ます。目で歌うんです。
当然、目で歌ってるんですから、目は大きく開きましょう。

「耳から吸って目で歌う!」

簡単でしょ?
これをイメージするだけであなたの声の響きは格段に変りますよ。。。